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2023.11.29
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胚盤胞のガードナー分類を作られたガードナー教授にご来訪いただきました。
胚盤胞の分類として世界中で最もよく使われているガードナー分類を作られ、生殖医療の分野で世界的に有名なデビッド・ガードナー教授が当院へ来訪されました。
コロナ禍でなかなか海外へ出ることが出来なく、日本へ来るのは4年ぶりとのことでした。
短時間の滞在ではありましたが、まず培養室を見学されました。現在当院では全胚をタイムラプスインキュベーターで培養しており、その様子を見て素晴らしい培養室であるとお褒めの言葉をいただきました。また、当院はPiezo ICSIの装置も設置していますが、conventional ICSIで80数パーセントの高い正常受精率を出せていることに驚かれておりました。
その後、ガードナー教授から日本の現在の生殖補助医療の現状を知りたいとのことで、院長より、日本で昨年春から開始された不妊治療保険適用の現状と課題をプレゼンテーションさせていただきました。
最後にガードナー教授から、より優れた培養液の開発についてご講演を賜りました。
培養士にとってもガードナー教授は雲の上の存在ですから、ガードナー教授が当院を来訪され、直接お会いしてお話ができたことをスタッフ一同、非常に感激して興奮した一日となりました。
ガードナー教授から直接教えていただいたことをもとに、これからも一人でも多くの患者さんの妊娠のために頑張っていきたいと新たな決意を固めた一日でした。