不妊の検査 Infertility checkup
不妊症検査の流れ Flow of inspection
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Step.01
Step.01 問診
不妊期間、過去の病気、現在の状況や治療に対する希望などをお聞きします。
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Step.02
Step.02 基本的な検査
月経周期それぞれの時期に合わせたホルモン検査や、子宮卵管造影検査、適宜、超音波検査などを行います。
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Step.03
Step.03 精密検査
必要に応じて子宮鏡検査、種々の血液検査を行います。
基本検査に関して About basic inspection
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血液検査
血液を採取して、ホルモンが正常に分泌されているか、妊娠を妨げる感染症がないか、妊娠する上での健康状態はどうか、児に先天異常が出やすい風疹に対する免疫があるかどうか、などを検査します。
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超音波検査
子宮(子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープ、子宮奇形等)や卵巣のう腫等、卵巣の異常の有無を見つけたり、卵胞や子宮内膜の計測をします。
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子宮卵管造影検査
造影剤を子宮に注入し、子宮内の異常の有無、卵管が通過しているか、腹腔内に癒着がないか、レントゲンで撮影します。 検査に際しては、痛みを軽減できる装置を使用して実施しています。
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フーナーテスト
排卵期の性交後、腟内粘液と頚管粘液を採取し、中に入っている運動精子数や運動状態を検査します。
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子宮頚管粘液検査
排卵期の子宮頚管粘液を専用の注射器で採取し、その状態を検査します。
精密検査に関して About precision inspection
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子宮鏡検査
子宮内に内視鏡を入れて、子宮内の異常(ポリープ、筋腫、奇形など)の有無を検査します。
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LH-RHテスト・TRHテスト
排卵障害がある場合、その原因が排卵に関わるどの部分の異常によって生じているのかを明らかにする検査です。