体外受精 In vitro fertilization

体外受精の流れの図 体外受精の流れの図

E:胚移植

胚移植
胚移植用の柔らかいカテーテルを用いて、腟から子宮内に胚を戻します。
新鮮胚移植周期では、体外受精が開発された当初より、採卵から2日目、または3日目の初期胚(分割期胚)で移植されてきましたが、近年ではさらに体外で培養し5日目に胚盤胞で移植することも多くなってきております。
胚移植の際には、痛みはほとんどないため、原則的には麻酔は必要ありません。
また経腹超音波ガイド下で胚移植を行う場合は、胚移植カテーテルが経腹超音波で見えやすくするため、胚移植のおよそ2~3時間前から、排尿をしないで尿をためていただきます。経腟超音波ガイド下に胚移植を行う場合(医師が指示いたします)には、膀胱充満は必要ありません。
胚移植後、院内の安静室でしばらくお休みいただき、そのまま帰宅していただきます。
胚移植後は通常どおり生活していただいて問題ありません。しかし、激しい運動はお勧めしません。
移植胚数は原則的には1個のみです。複数移植することでその周期の妊娠率は上昇しますが、胚を1個ずつ移植しても、2個一度に移植しても、最終的に妊娠する確率は変わらない一方で、一度に2個移植した場合の多胎妊娠のリスクは上昇します。このため、日本産科婦人科学会でも、移植胚は原則1個にするよう勧めています。

G:黄体補充

採卵後に黄体ホルモン補充し、体外受精・顕微授精により作られた胚が着床しやすくします。
当院では原則的に、もともと排卵後に自然に卵巣から分泌される黄体ホルモンを製剤化した天然型黄体ホルモン腟座薬を使用しています。

H:妊娠判定

胚移植から10日~12日目(胚移植の時期による)あたりで妊娠の有無を正確に判定するために、当院ではhCGを血液検査で調べて判定します。

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